今回は入学前に読んでおきたい『「小1のカベ」に勝つ』をご紹介します。
この記事を読めば、どんな人がこの本を読むべきかを理解することができます。
特に、年長さんのお子様がいるご家庭や小学校1年生のお子さんがいるご家庭の方は要チェックです!
『「小1のカベ」に勝つ』のおすすめポイントをご紹介します。
- 小学生になった今だからこそ、役に立つ本だと実感できた
- スタエフ(Stand.FM)でも音声配信中
- 『「小1のカベ」に勝つ』はこのような人におすすめ
- 『「小1のカベ」に勝つ』は、カベを感じた体験談がベースになっている
- 小1のカベのポイントは5つ
- 『「小1のカベ」に勝つ』を読むにあたっての注意点
フルタイム共働き & 育休2回取得した娘2人のうめいパパです。
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小学生になった今だからこそ、役に立つ本だと実感できた
今回ご紹介するのは『「小1のカベ」に勝つ』という本です。
僕は子どもが二人いて、上の子が今年の4月に小学生になりました。
入学の前にこの本を読んで、「小学生ってどんなことがあるのかな」ということをリサーチしていました。
結果として結構役にったと思い、今回はご紹介したいと思っています。
スタエフ(Stand.FM)でも音声配信中
スタエフでも同じ内容を配信中ですので、よければお聞きください〜!
『「小1のカベ」に勝つ』はこのような人におすすめ
ご紹介の前に、『「小1のカベ」に勝つ』という本をおすすめしたいのは以下の方です!
- 夫婦共働きのパパ・ママ
- 年中さん〜小1までのパパ・ママ
- 慎重派・不安を感じやすいパパ・ママ
『「小1のカベ」に勝つ』は、カベを感じた体験談がベースになっている
『「小1のカベ」に勝つ』という本の特徴的なことは、小1の壁を感じた体験談がベースになっている本ということです。
現場の生の声が中心で掲載されているので。かなり実践的な本になっています。
こういう壁があって、こういう工夫で乗り越えたんだという話がベースになってるよ。
特に小学生になってないお子さんをお持ちの方は、小学生になるイメージが全然湧かないですが、体験談で語られてるので想像がつきやすくなってるのがこの本の特徴です。
小1のカベのポイントは5つ
この『「小1のカベ」に勝つ』には、「小1のカベ」は5つありますと書かれていました。
ざっくり5つをご紹介します。
僕が小一のカベと感じていたことと、かなり近かったです。下記のインスタにもまとめています。
1.学童保育の不足
学童保育がどの程度不足しているのか、グラフを使って分かりやすく説明していくれています。
例えば、平成26年では学童保育の待機児童が1万人いて、平成23年から待機児童が増えていることがわかります。
また、本の中には学童に入れなかった人の体験談として、ファミリーサポート事業を活用して危機を乗り越えた例も掲載されていました。
2.学童保育が早く終わる
2つ目のポイントは学童保育が思ったより早く終わってしまうケースを紹介しています。
学童保育はやく終わってしまうケースの対策として、実母にお迎えを頼んだり、帰り道の付き添いをママ友に頼んだという例が掲載されていました。
保育園・幼稚園時代からの人脈づくりが大事ですね。
3.家庭での時間がどうしても必要
3つ目は家庭での時間がどうしても必要ということです。
もう、本当にそうで、特に国語の音読の時間とか全部付き添わなきゃいけないです。
他にも、計算カードをめくって暗算の練習をしたり、連絡帳のチェックして先生への返信するなど、保育園・幼稚園とは家での時間の使い方が大きく違うと感じています。
「家事をしながら音読を聞く」など、タイムマネジメント上の工夫が、この本には載っていました。
4.「小学校ショック」
4つ目。「小学校ショック」という言葉で表現していますが、そもそもやっぱり保育園とか幼稚園とかって小学校文化が全然違うんですね。
まず、生活の中心が"お勉強"がベースである事が一番の違いだと感じます。
1回45分の授業で、4時間目or5時間目まで勉強するという文化のギャップに子供がついていけるか、というメンタルの部分のカベも実例を交えて紹介されてました。 他にも、一人で帰らなけばならないなど、保育園児からすると全然想像がつかない世界ですが、そのあたりのカベについても触れられています。
ただ、小1になると意外とひとりで帰ってこれたりしちゃいます笑
5.放課後の居場所への質への不安
ポイントの5つ目は「放課後の居場所の質への不安」ということで、学童の先生やお友達の関係で学童保育を続けられないないケースも紹介されていました。
その他の体験談
他にも、例えばPTAの話や、兄弟で保育園児とか幼稚園児がいる場合はどうお迎えしているのかや、働き方を変えたのかのようなパターンが紹介されています。
働き方をなぜ変えなければいけなかったのかなど、非常に役に立つと思います。
『「小1のカベ」に勝つ』を読むにあたっての注意点
ただ、この本が発刊されたのは2015年です。
執筆時2022年では、情報として少し古くなってきてる印象もあります。
特にテクノロジーの部分、例えば、「子供用のGPS持たせる」などの話は、最近は結構耳にするようになりましたがこの本に紹介はありません。
また、2015年だと新型コロナの話がありません。
「ママ友にお迎えをお願いする」「お弁当をお友達の分もつくる」という工夫も紹介されていましたが、コロナ禍では難しくなってきてる状況です。
今から読まれる方はこの本の情報を参考にしつつ、今の時代に合わせた情報も取り入れながら、小学校1年生をどうやったら乗り越えてを考えてみてはいかがでしょうか。