2016年生まれの娘を持つパパです。
電動アシスト自転車ほしいねー、なんて話をしたら、妻が疋田智さん著の「電動アシスト自転車を使いつくす本」を入手してきました。
本を読んだ感想とポイントをお伝えしていきます。
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- 電動アシスト自転車を使いつくす本とは
- こんな人におすすめ
- 子育てに電動アシスト自転車は必須?
- 是非、パパに読んでほしい
- 電アシ自転車をフル活用するためのコラムがいっぱい
- 「電動アシスト自転車を使いつくす本」目次
- まとめ
電動アシスト自転車を使いつくす本とは
現在3児のパパで、NPO法人自転車活用推進研究会理事の疋田智(ひきたさとし)さんの著書です。
書籍版の発行日は2016年8月18日。
3児のパパでありながら、20年間「自転車のエバンジェリスト(布教伝道者)」をされて来た疋田さん。
その疋田さんがおすすめ・解説する「電動アシスト自転車」の使い方から、歴史や未来が詰まった本です。
あまり語られることのない男性目線での電動アシスト自転車について語ってあるので、特に子育て中のパパに読んでほしい一冊です。
こんな人におすすめ
私がひととおり読んで、「こんな人が読むと楽しそうだ」という人はこんな人です。
・これから子乗せ用の自転車を買おうと思っている夫婦
・自転車で子供とお出かけ(通勤・通園)したいと思っているパパ
・「電アシ自転車なんて邪道」と思っているスポーツバイク派のパパ
・すでに電アシ自転車を持っている夫婦
子育てに電動アシスト自転車は必須?
電アシは必要?へのアンサー本
子供が生まれたら一度は話題に上がると思うであろう、「子乗せ用の自転車は電動アシスト自転車がいいのか?」問題。
我が家でも幾度となく話題にはのぼっていますが、なかなか電動アシスト自転車を買えていません。
- 引っ越しをしたら使うかわからないから。(引っ越しの予定がある)
- 値段が高い。10万超えの出費です。
- 購入すべきタイミングがわからない (娘は1歳2ヶ月)
という理由からです。
しかし、使う機会とお金に余裕ができたら是非とも買いたいと思うようになりました。
疋田さんの語る必須である理由
疋田さん曰く、子育てには電動アシスト自転車は必須と言い切っています。 以下は引用です。
私は本気でオススメする。快適性だけではなく安全性についてもメリットがあるし、買った後の満足度が違い過ぎる。満足度は10倍以上である。というわけで、本気で思うのだけど、子育てに、電アシ子乗せ自転車は必須であります。迷っている人は、今すぐ買うべきだろう。特に、2人以上、つまり複数名の子どもがいる方には、電アシ子乗せ自転車は、プレコンディションすなわち”子育ての前提条件”ですらあると私は思う。
(中略)
この自転車は間違いなく子育てをシアワセなものにしてくれるはずだ。
電動アシスト自転車を使いつくす本P21〜P22より引用
だそうです。
尚、「満足度は10倍以上」との記述は、通常のママチャリと比べて値段が10倍以上するとのことを受けての記述です。
ここまで力強く言われてしまうと、そんなに必要なのか。と思ってしまいますが、その必要性を熱くこの1冊で語っています。
特に僕がなるほどこれはいいねと思ったことは以下の3つ
・フロントの子乗せはハンドルロックが付いており安全
・子どもが乗り降りするためのステップがついている
・リアランプ(自転車後方の赤いランプ)は停車後も暫く光っており、安全に乗り降りができる
電アシ自転車は普通の子乗せママチャリにはない機能的なメリットがいくつもあり、疋田さんはこれを「痒いところに手がとどく」と表現している。
うーん、電動アシスト自転車が欲しくなります。
是非、パパに読んでほしい
そして、男の家庭進出的には送り迎えや、公園などへのお出かけもパパの役目の一つだと思っています。
しかし、子乗せ自転車はなんとなくパパが無理して「ママチャリに乗っている」感があり、その姿を俯瞰でみると、お世辞にもカッコいい感じではなかったかと思います。
世の中のパパたちもきっと同じ思いであったはず。
この本はそんなことを感じているパパに是非読んでほしい本です。
疋田さんはこの本で電アシ自転車のパパ乗りを激しく推奨しています。以下引用
こうなるタマランね。なにかもう一漕ぎで「おれは今、高級なものに乗っている!」というのがわかる。
(中略)
特に元クルママニアのパパで、現在はミニバンやワゴンに乗っているパパ。「これはいい!」と思うと思うぞ。
(中略)
カラーはブラックだわ、マッチョなブロックタイヤは履いているわ「ママチャリに乗っている」感が薄い。ちょっとクラシカルでオーセンティックな雰囲気もいい。
電動アシスト自転車を使いつくす本P18〜P19より引用
ちなみに疋田さんは電動アシスト自転車を「自分の脚力オンリーで行くのが自転車だよ」だと思っていたと本書の中で語っています。
しかし、子育てを通じて電動アシスト自転車に乗り「電動アレルギー」が激変したといいます。
僕は特に自転車のりではなかったのですが、自分用の自転車はブラックのクロスバイク。
折角高いお金を払って乗るなら「イケてる」自転車に乗りたいですよね。
プロの自転車エバンジェリストがここまで推すのだから、子育て用の電アシ自転車はイケてるチャリなこと間違いなし。
ちなみに、本書の中で取り上げられているのは、ブリヂストンサイクルのHYDEE.II。
男目線でもやっぱりかっこいいですね。
ブリヂストンサイクルのHYDEE.IIのページは下のURLからどうぞ。
子ども乗せ自転車 | 電動アシスト自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社
電アシ自転車をフル活用するためのコラムがいっぱい
「電動アシスト自転車を使いつくす本」には、上記以外にも読んでいて為になる情報が満載でした。
例えば。
・子ども一人の場合はリアかフロントどちらに乗せるのが正解か?
・正しいバッテリーの充電の方法
・雨の日の自転車について
・バッテリーが0%になったらどうなるかの実験
など。今、電動自転車にすでに乗っている人でも役に立ちそうな情報がぎゅっと一冊に詰まっています。
本書の中盤では、電アシ自転車の各パーツを余すことなく解説しており、メカ好きのパパも楽しく読める一冊かと思います。
「電動アシスト自転車を使いつくす本」目次
最後にこの本の目次は以下の通りです。
- 電アシ子乗せ自転車の進化と基本構造
- 電アシ自転車、立ち位置はどこにある?
- 電アシ自転車を使い倒せ!
- 電アシ自転車の新潮流「スポーツ電アシ」
- 電動アシスト自転車の未来
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今、電動アシスト自転車を買おうか悩んでいるパパやママ。
電王アシスト自転車に乗っているけれど、もっと使い倒したいという方。
など、子育て世代の人には是非読んでほしい一冊です。
ちなみに、我が家では妻がさりげなくリビングにこの本を置いていきました。
「何この本?」からの「電アシ自転車欲しい!」となったので、ママ的にはさりげなくリビングにおいて、パパに電アシ欲しい!とさせるのにも有効そうですね笑