ポイントカードはいらない!カードから解放されて自由に買い物しよう

ポイントカードはいらない!カードから解放されて自由に買い物しよう

こんにちは、二児のパパ梅井です。
みなさんの財布にはどのくらいのポイントカードが入っていますか?
僕は多くのポイントカードを持ち歩く必要はないと考えています。

ポイントカード持つことのデメリットと、手放すメリットを解説していきます。
ポイントカードから解放されると、自由に買い物ができるようになりますよ。

もし、今までポイントカードを持つことに関して意識してこなかった人は是非読んでみてください。

ポイントカード、何枚もっていますか?

あなたのお財布の中には何枚ポイントカードが入っていますか?

株式会社バルクの「ポイントカードに関する調査」 によると、下記のような結果が出ています。

今現在あなたの財布・バッグなどにポイントカードは何枚ありますか。
3〜5枚・・・41.3%
6〜10枚・・・26.8%
n=1,272人

上記の調査では、ポイントカードが3枚以上財布に入っている人は全体の84%だそうです。 多くの人がポイントカードを身近に使っていることがわかります。

しかし、僕の考える理想の所持数は"ゼロ枚"です。

でも、突然に全部なくすのは難しいですよね。
かくいう僕も昔はポイントカードを何枚も持っていましたが、無駄に気がついた日から徐々に減らし今ではカードゼロを実現しています。

このブログの最後にカードを減らすコツも書いていますので是非読んでみてください。

ポイントカードを持つことのデメリット

ポイントカードは果たして本当に「お得」なのでしょうか。
今回は敢えて「デメリット」に焦点を当ててポイントカードについて考えてみます。

1.購買行動を制約してしまう

ポイントカードを持っていることで、様々な行動に制約が出てくることが一番のデメリットです。
行動を制約している例を2つ挙げます。

  1. ex)カードを持っていることで、店舗に制約されている
    Pontaカードしか持っていない人はローソンでの購買を優先します。
    「100m先のファミリーマートよりも200m先のローソンに行きたい」という気持ちが生まれます。
    しかし、仮に1000円の買い物をしても10円分しか還されないので、10円のために100m歩くことになります。

  2. ex)カードを持っていることで、商品に制約されている
    ポイントカードを持っていると、「おまけポイント」につられてしまいます。
    ・ 10ポイントがつく129円のブランド烏龍茶
    ・ 98円のプライベートブランドの烏龍茶
    上の二つを比較した場合、低コストなのは後者のプライベートブランドの烏龍茶ですが、「ポイントがつく」という理由だけで前者を選びがちです。
    ポイントに惑わされると、それだけで単純な比較ができなくなります。

ポイントを貯める本来の目的は「お得に買い物をしたい」というのが基本的な動機だと思います。

しかし、ポイントカードがあることによって本来の目的を失い「ポイントを貯めることが目的」になってしまいます。これでは本末転倒ですね。

もし、ポイントにつられて100円分の無駄な買い物をしてしまったら、無駄をポイントで取り返す為に1万円分の買い物をしなければいけません。(1%還元の場合)

2.物理的にかさ張る

ポイントカードは物理的にかさばります。
今や、世の中に多くのポイントカードが出回っています。特に、コンビニ系のカードは多くの人が持っているのではないでしょうか。
・Tポイントカード
・Pontaカード
・nanacoカード
・waonカード
・楽天カード
その他にも、家の近くのスーパーやドラッグストアや家電量販店のポイントカードを持っている人も多くいるかと思います。

必要以上のカードを持つと管理が煩雑になるだけでなく、財布も膨れてスマートでなくなってきてしまいます。

カードの持ちすぎは、財布の寿命を縮め財布の買い替えサイクルを早めることになるのです。
この点もカードのデメリットと言えるでしょう。

3.個人情報と引き換えにしている

ポイントカードには、申込書を書いて作るタイプのカードがあります。
申込書を書くということは、個人情報を渡しているということです。

僕がもしカードを作らせる側の人間だったら、『このデータを活用してもっと自社の製品を買わせよう』と思うはずです。

例えば、タイアップ企業と保険加入の案内を送ったり、販促用のダイレクトメールを送ったりするはずです。

つまりポイントカードと引き換えに、企業に個人情報を渡すことで、本来必要でない購買行動に誘導させられることもあるということです。

また、近年は個人情報の漏洩事故も多発しており、「お得だから」といって無闇にポイントカードを作成するのは避けた方が望ましいと考えます。

4.忘れた時に損をした気分になる

「Tポイントカードをお持ちですか?」と聞かれて、持っているのに忘れたとき少なからず損をした気分になりますよね。

ちょっとしたことなのですが、そもそもポイントカード持っていなかったら損した気分にはなりません。

5.割引を後回しにされている

売り手から見れば、ポイントを付与する商品はポイント分を差し引いても利益が出るように設定しています。

ということは、その場で値引きできる分を敢えて「ポイント」という形にして、値引きを後回しにしているのです。

しかも、大抵のポイントは有効期限や最低ポイント(100ポイント貯まらないと使えない等)があります。

もし、使われないポイントがあったとしたらそれは売り手の"逃げ切り勝ち"ということになります。

買い手側から考えると、その場で割引してもらえるはずのものを、ツケ払いならぬ『ツケ割引』されています。
もし有効期限が切れたら本来割引で買える商品を、割高で買わされたということと同じことなのです。

だったら、最初から現金値引きされているお店で買った方がいいですよね。

ポイントカードを持たないことのメリット

ポイントカードを持たなければ、ポイントは溜まらない代わりに購買行動が最適化されます。
ポイントカードを持たないメリットはデメリットの裏返しです。

・ポイント付与の誘惑や、売り手の誘導から解放され、買うものを自分の意思で決められる
・「カードがあるからあの店で買おう」という行動制約がなくなる
・ 財布の買い替えサイクルが長くなる

上記のようなことがメリットになるでしょう。

『必要なものを、必要なタイミング、最適な価格』で購入することが結果的に出費を抑えることで、節約に繋がります。

ポイントカード所持ゼロへのステップ

僕はポイントカードをもてば持つほど自分の行動の可能性を狭めてしまっていると思います。

ただし、ずっと使っているポイントカードをすぐに捨てるのもはばかられます。
僕もカード持ちで、一時期はカード用の財布を持ち歩くほどでした。

ポイントカードを上手に手放していくステップは以下の通りです。

  1. 自分の持っている全てのポイントカードを机の上に全部だす
  2. 有効期限の切れたものを破棄する
  3. ポイントが入っているカードを使い切る
  4. ポイントを使い切ったカードから捨てていく
  5. 整理したあとはポイントカードを作らないことを徹底していく

というステップで徐々に所持カードを減らしていきましょう。 特に、1番のポイントカードを全て出すことが重要です。

引き出しの中にしまっているカードも含めて、全てのカードを洗い出してしまいましょう。 そうすることで、如何に自分が色んなカードを作ってきたがわかるはずです。

僕はポイントカードがゼロになった瞬間、ものすごい達成感がありました。

余談

余談ですが、僕はポイントカードを持たなくなってからも、ヨドバシカメラのポイントカードだけは使っています。

カードと言ってもiPhoneアプリのカードなので、財布にポイントカードは入っていません。

ヨドバシポイントカードだけ使う理由

・家電は高額になることが多いのでポイントが大きい
・ヨドバシは10%還元+1円単位で使える
・家の近くにヨドバシカメラがある

ただし、ポイントを貯める意味はないので、少しでも貯まったらすぐに現金値引きに充当しています。

また、クレジットカードのポイントは別だと思っているのですが、ここでは長くなるので割愛します。

まとめ

ポイントカードから解放されると、ポイントを貯めるというプレッシャーからも解放されます。

ポイントカードを持つか持たないかに関しては賛否両論あるかとおもいます。

ただ、ひとつだけ言えるのは、ポイントは間違いなくあなたの購買行動を変えるということです。

僕は持たない方が「お得に買い物する」という意識が強くなり、結果として節約になると思います。 カードから解放されて自由に買い物する選択肢を手に入れてみませんか。