千代田区の次世代育成住宅助成が超使える件

こんにちは、二児のパパ梅井です。
千代田区の次世代育成住宅助成制度はご存知ですか?区外の人のみならず、千代田区内に住んでいる人もあまり知らない制度だと思います。あまり知られていない制度ですが、うまく活用することによって家賃を大幅に下げることができます。
制度の概要や注意点を書いていきます。

千代田区の次世代育成住宅助成

なにソレおいしいの?って感じですが、噛み砕いていうと「ユーたち、お金あげるから千代田区に住み続けてくれよ!」という千代田区独自の住宅助成制度なのです。

社会科の授業で一度は「ドーナツ化現象」を耳にしたことがあるかと思います。夜の都心は人口少なくなっちゃいます、っていうアレです。
千代田区は居住人口が少ないがゆえ、自治体が積極的に住民にお金を落としてくれるのだと思います。(たぶん。)
なお本記事は2017年時点ですので、制度が終わってしまったら悪しからず。

次世代育成住宅助成の条件は?

とはいえ、そう簡単にお金は受け取れません。
受け取れる人には条件がありますのでざっくり条件をまとめてみました。

  1. 千代田区に5年親が住んでいる人で、新婚or子育て世帯
  2. 千代田区に1年以上住んでいる子育て世帯で、千代田区内に転居する人

親が5年以上、千代田区に住んでいるという人はあまりいないかもしれないですね。

僕がイケてると思うのは2番目の制度です。
千代田区に縁がなかったとしても1年住むだけで制度を使ってお金がもらえるようになります。
ちなみに、もう少し細かい条件があって、たとえば今住んでる部屋より広い場所に引っ越すこととか、年収はいくらだとか、何人家族なら何平米以上とかです。その点は千代田区のホームページに載っているのでそちらで、こちらで確認してくださいませ

次世代育成住宅助成でいくらもらえる?

もらえる助成金の金額は世帯構成人数で変わってきますが、2人世帯の家は月2万、3人世帯なら月3万もらえます。
ちなみに親が千代田区に住んでいるという条件だとさらにプラス2万になります。

これは大きいですよね。2人世帯なら年間24万、千代田区がお金を払ってくれるのです。しかも8年間。

ただ、8年間ずっと同じ額ではなく、年々徐々に支給額が減っていきます。その点は注意すべきポイントかと思います。

助成対象になった時の注意点

これは千代田区のホームページには書いていない(もしくは見つけられなかった)のですが、助成金の対象となると、毎年確定申告をしなければならなりません。
僕はサラリーマンなので確定申告をしたことがありません。その点がちょっと不安です。

また、町内会の参加が必須になります。これは明記してありますが、見落としがちです。
さらに助成金は勝手に振り込みされません。毎月千代田区あてに請求書を発行(!)して助成金が受け取れます。
慣れればどうってことないのかもしれませんが、毎月のこととなるとちょっと面倒かもしれません。

ただ、その手間を考えても大きな金額であるので、長く千代田区に住むことを考えるなら活用したい制度ですね。
子育て世代ならベビーシッター制度と合わせて活用すると最強の制度になるという記事も書いています。
興味があれば見てみてくださいね。

先着順です。仮申請をお忘れずに。

ちなみに、この制度先着順で締め切りがあります。仮申請をして内定がでたら、次は本申請ができるという二段構えなのですが、その点も注意が必要です。

ただ、千代田区に問い合わせたところ今まで締め切りに達したことはないとのこと。 最近は住民も増えてきており、もしかしたら人気の制度になってしまうかもしれませんので、ご注意ください。

まとめ

あまり知られていないような制度ですが、自治体から毎月何万円かもらえるというお話でした。
こういったあまり知られて無いような制度を上手く活用して、家計をうまくコントロールしていきたいですね。