千代田区の制度を活用した、保活いらずの保育園事情

こんにちは、しおうめパパです。
東京の保育園状況について調べていると、どうやら千代田区の待機児童がゼロだということは知っている方が多いかもしれません。

私は保育園活動、いわゆる保活をする中で千代田区に引っ越しすることを決め、認可保育園に預けることができました。

実際に千代田区民になって保活をしてわかった保育園事情を書いていきます。

千代田区保育園の状況は?

結論から述べると、千代田区では保育園活動をしなくても子供を確実に預けることができます。
千代田区が謳っている待機児童もゼロです。

もちろんいくつか条件があるのですが、条件さえクリアしてしまえば認可保育園の料金でこどもを預けることができます。

絶対職場復帰したい共働き夫婦の世代にとっては救いとなる選択肢かと思います。
なお、本記事はは2017年入園の時点の話です。

千代田区は保活いらず

千代田区のホームページを見ていただければ保育園事情もよく理解できるし、最新の情報が記載されていいます。

ただ、情報が多いためどこに重要なことが書いてあるかわかりづらくなっています。
千代田区の制度を整理してみると、以下のような条件があことがわかります。

  • 認可保育園に落ちた場合はベビーシッターが認可保育園と同じ料金で使える。
  • 認可保育園に落ちた時というのは、「全園入園希望して落選した場合」を指す。

千代田区は保活いらずと書いたのは、ベビーシッター制度が予防線として張ってあるからなのです。
保育園にこだわらなければ、ベビーシッターの制度を使って子供をみてもらうことができるのがポイントです。

千代田区保育園のハードルあれこれ

じゃあ千代田区最強じゃん。と思うかもしれませんが、実際私が千代田区について調べ、入園させるまで色々なハードルがあったのでお伝えしておきたいとおもいます。

1. そもそも千代田区民しか対象でない

当然のことかもしれませんが、千代田区の保育園に入るには千代田区民を最優先にした制度になっています。
そのため、千代田区民になる必要があるのですが、家を買った人は千代田区に引っ越してくるだけでハードルが高いかと思います。

また、賃貸で引っ越しができたとしても家賃が高いです。一人暮らしのワンルームでも10万円が最低ラインかと思います。
もともと東京23区外にすんでいた僕からすると高すぎる。

ただ、ここの家賃については別の記事で自治体の制度をうまく使って安く住める方法を書きましたのでそちらを参照してください。

2. 「全園入園希望」とは、どの園に入るかわからない

ベビーシッターの救済措置制度を使うためには「全園入園希望」を出す必要があります。しかし、この「全園」というのがミソです。もし全園入園希望が通った場合、どこの園に入園になるかわかりません。

例えば、入園できた家からメチャクチャ遠かったとしても。あるいは職場が真反対でも、決まったら入園しなければいけません。「せっかく決まったのですが、遠いため辞退します」となれば、ベビーシッター制度の対象からはずれます。

全園希望を出す範囲は市ヶ谷、九段下、神保町、小川町、岩本町、秋葉原、神田あたりの保育園になります。もし通勤ルートから大きく外れていたり、自宅から遠くの園に決まってしまったら、登園がとても大変になってしまうというリスクがあります。

3. べビーシッターへの交通費が1日1000円かかる

こちらは通常の認可より費用の面で高くなってしまうという話しです。

「認可と同じ金額でベビーシッター制度が使える」となっていますが、実際には1日1000円の交通費を払わなければなりません。
仮に20日預けるとすると、普通の認可よりも月2万くらい高くなる計算になります。

また、給食なども当然でませんので、子供の昼食にかかる費用も自己負担になります。
千代田区はただででさえ家賃の高い地区です。ベビーシッターの制度を活用したいという場合も、そこを計算に入れる必要があるかもしれません。

千代田区の隠れ待機児童にも注意

千代田区は待機児童の定義を「全園入園希望し入園できた人・もしくは落選してベビーシッター制度を使った人」を対象にカウントします。
逆に、下記の人は待機児童に含まれません。

  1. 全園希望を出して入園を断った方
  2. ベビーシッターを断った方
  3. 特定の園のみ希望をして落選した方

つまり、全園希望が前提の待機児童のカウントをしています。 もし安易に待機児童ゼロだからと言って転居を考えている方がいるとしたら、立ち止まって考え直した方が良いかもしれません。

それでも、確実に入れるのはメリット

いかがでしょうか、千代田区の保育園事情がざっくりお判りいただけましたか?色々なハードルはあるかとおもいますが、確実に子供を預けられるのは大きなメリットです。

預け先がなくて退職するかの瀬戸際に立たされている人。認証保育園・認可外保育園が高すぎて認可以外では入園させられない人。色々な方が保育園活動をしているかと思います。
その中で「引っ越し」も新しい切り札として持っておくのが良いのではないでしょうか。

千代田区は条件さえ満たせば確実に子供を預けられるという点からは、引っ越ししてでも検討の余地があるかもしれません。
なにより、夫婦で長く働くことをライフプランに描いている方々は、保活をきっかけにパートナーから社会からドロップアウトしてしまうということは避けたいかと思います。

これから保活をはじめるひと、千代田区への転居を考えている方に、この記事が役立ててば幸いです。